婦人科

GYNECOLOGY

月経に関するトラブル、性感染症、婦人科検診、更年期障害など、女性の生涯を通じて健康を守りQOLを向上するための診療を行っています。

がん検診と精密検査

    examchair
  • 青森市・平内町・佐井村・今別町・外ヶ浜町・蓬田村のクーポン利用によるがん検診を行っています。
  • それ以外にも随時、子宮頸がん検診、子宮体がん検診、卵巣がん検診を行っています。検診結果は郵送で連絡します。
  • 要精検となった場合の精密検査も行っています。

子宮頸がんワクチン

  • 4種類のヒトパピローマウイルスに有効な「ガーダシル」を使用しています。1回目の接種の2ヵ月後に2回目、6ヵ月後に3回目を接種します。
  • 公費負担の対象は中学1年生~高校1年生の女子ですが、それ以外の方でも希望があれば説明のうえ接種できます。

月経のトラブル

  • 思春期以降の月経のトラブルについて、原因を診断する検査を行ったうえで、治療や対応についてアドバイスします。
  • 月経困難症や月経前症候群に対しては、低用量ピルや漢方薬などをお勧めしています。
  • 月経周期異常、とくに多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS) については、診断基準や治療指針の作成にかかわった経験を活かして適切に対応します。

月経の移動

  • 試験、旅行、大切な行事などに月経がぶつかりそうな場合、中用量ピルを服用することにより月経開始日を早めたり遅らせたりすることができます。診療は保険適用外です。
  • 手術前の1か月間はピルを服用できない場合があります。月経が手術にぶつからないようにする際は、その前の月経を移動したほうがよいでしょう。

避妊

    OC
  • 低用量ピル:エストロゲンとプロゲスチンの合剤です。月経初日〜5日目から毎日1錠ずつ服用します。1シート (1か月分) をのみ終わる頃に少量の軽い月経が起こります。服用中は排卵が止まりますので、のみ忘れがなければ避妊効果は99%以上です。血栓症のリスクがあるため、問診票でリスクをチェックしてから処方します。費用は1シート2,100〜3,000円です。
  • 子宮内避妊器具:子宮内避妊具 (intrauterine device:IUD) は子宮内に挿入する避妊器具で、受精卵の子宮内膜への着床を阻害します。避妊効果は約99%です。プロゲスチンを放出して避妊効果を高めるものもあります。月経開始から10日以内に挿入し、通常は3〜5年ごとに交換します。挿入時に35,000円、抜去時に5,000円かかります。
  • 卵管結紮術:卵管を切断して縛る避妊法です。また子供が欲しくなった場合は卵管形成手術や体外受精が必要になりますので、今後、妊娠を希望する可能性がない場合に行います。帝王切開などと同時に行った場合の費用は43,500円です。腹腔鏡下手術で行った場合は188,100円かかります。

緊急避妊

  • 緊急避妊ピルは、妊娠を望んでいないのに無防備な性交をしてしまった場合や、コンドームが破れるなど避妊に失敗した場合などに用いるホルモン薬です。
  • ノルレボ錠:緊急避妊専用のピルです。性交から72時間 (最大120時間) 以内に1錠を服用します (保険適用外、約10,000円)。
  • プラノバール錠:性交から72時間 (最大120時間) 以内に中用量ピルを2錠、12時間後にさらに2錠を服用します。安価 (約3,000円) ですが、吐き気などの副作用が多く、避妊効果も低いのであまりお勧めしません。
  • いずれも避妊効果は100%ではありません。また、現時点で妊娠を希望していない方には、緊急避妊をきっかけに低用量ピルなどをお勧めしています。

人工妊娠中絶

    mva
  • 妊娠を継続できない場合は、母体保護法に基づいて人工妊娠中絶手術を行います。妊娠11週までは、日帰り入院で静脈麻酔下に吸引法により行っています。手術には配偶者または相手の男性の同意が必要です。
  • 妊娠12週以降は、子宮口を広げて娩出させなくてはならないので4〜5日間の入院が必要です。

風疹・麻疹ワクチン

    vaccine
  • ブライダルチェックや妊婦健診で風疹抗体価が低かった方には、風疹と麻疹の混合ワクチン (MRワクチン) の接種を勧めています。
  • 接種により95%以上の方で抗体が陽性になります。ワクチンを接種してから2カ月間は避妊が必要です。

ブライダルチェック

    bridal
  • ブライダルチェックとは、結婚を控えている女性や近い将来に妊娠を考えている女性のための健康診断です。ご自身の健康管理はもちろん、夫婦間の感染や妊娠した場合の胎児への影響を予防するために、早めに検査を受けましょう。
  • ブライダルチェックは保険適用外です。希望により検査項目を追加することもできます。
  • 検査結果は、基本セット、ミネラルセット、アレルギーセットが約1週間、AICSセットとフローラセットが2〜3週間 (フローラチェックNGSの場合は6週間) で揃います。結果は郵送いたします。

基本
セット
AICS
セット
フローラ
セット
ミネラル
セット
アレルギー
セット
子宮頸がん検診
卵巣がん検診
性感染症検査
血液検査
尿一般検査
AICS (※)
腸内細菌検査
ミネラル・有害金属検査
アレルギー検査
検査費用 11,000円 30,000円 28,000円
NGSは42,000円
18,000円 17,000円

※ AICS:アミノインデックスがんリスクスクリーニング検査

腸内細菌検査

floracheck floracheck NGS
  • 腸内細菌叢 (フローラ) のバランスが崩れることにより、さまざまな疾患が引き起こされる可能性があります。便に含まれる腸内細菌のDNAを調べることで、腸内フローラの状態を知ることができます。
  • フローラチェックはT-RFLP法で細菌DNAの多型分析を行う検査です。ビフィズス菌、乳酸菌、バクテロイデス、プレボテラ、クロストリジウムなど29種類の腸内細菌のバランスを評価でき、約3週間で結果がでます。
  • フローラチェックNGSは次世代シーケンサーを用いて、すべて (約100種類) の腸内細菌のDNAを網羅的に調べる検査です。腸内細菌の種類とバランスを詳細に知ることができます。結果がでるまで約6週間かかります。
  • クリニックで検査キットを受け取り、自宅で採便して提出していただきます。検査費用はフローラチェックが18,000円、フローラチェックNGSが32,000円です (保険適用外)。
  • 腸内フローラに問題があった場合はプロバイオティクスをお勧めします。

ミネラル・有害金属検査 (オリゴスキャン)

oligoscan
  • 人体は60種以上の元素からできています。そのうち96%は酸素、炭素、水素、窒素の4主要元素で、他が「ミネラル (無機質)」です。生命維持に欠かせない「必須元素」は、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンとともに5大栄養素のひとつでもあります。ミネラルは体内で作られず食事から摂取する必要があり、過不足を生じると健康を維持できなくなります。一方、身体に障害をもたらす有害な金属元素もあります。
  • 「OligoScan (オリゴスキャン)」は、吸光光度法により体内の必須元素と有害金属の濃度を測定する検査です。手のひらの4か所を機器でスキャンするだけで直ちに結果が出ます。15歳以上の方はどなたでも検査を受けられます。
  • 測定項目は以下の34元素です。
    • ミネラル20種類:カルシウム、マグネシウム、リン、ケイ素、ナトリウム、カリウム、銅、亜鉛、鉄、マンガン、クロム、バナジウム、ホウ素、コバルト、モリブデン、ヨウ素、リチウム、ゲルマニウム、セレン、硫黄
    • 有害金属14種類:アルミニウム、アンチモン、銀、ヒ素、バリウム、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、水銀、ニッケル、白金、鉛、タリウム、トリウム
  • ミネラルバランス、酸化ストレス、抗酸化力、体の状態などが報告されます。不足しているものは食事やサプリメントで補い、過剰のものは摂取を避けるよう指導します。
  • 検査費用は9,200円です (保険適用外)。

アミノインデックスがんリスクスクリーニング

amino acid profile
  • アミノ酸は体内で代謝物とネットワークを作り、生命活動に関わります。血中アミノ酸濃度はほぼ一定に調節されており、病気で代謝が変わると血中アミノ酸濃度が変動します。
  • アミノインデックスがんリスクスクリーニング (AICS)は血中アミノ酸濃度を測定して数種類のがん (胃・肺・大腸・膵臓がん、男性の前立腺がん、女性の乳がん、子宮・卵巣がん) の罹患リスクを評価する検査です。
  • 午前中に絶食で採血します。検査費用は約20,000円 (保険適用外) です。